11月26日(木)に,幕別町教育研究所協力授業として,3,4年生教室において「ICTの活用」にかかわる授業を行いました。担任と児童が協力し合って機器を操作する場面や,児童が機器を操作しながら自分の考えをわかりやすく説明する場面など,見所が多く参観に訪れた先生方からたくさんの感想やご意見をいただくことができました。
自分なりの考えもち発信できたこと,進んで友達と協働しようとしていたことなどが,今回の授業の大きな成果でした。北海道教育大学の花輪先生に今後の授業改善にかかわるご助言をいただき,大変勉強になりました。
9月28日(月)今年度2回目の校内研究授業を高学年の教室で行いました。国語科の読むことの領域で,「大造じいさんとガン」の学習でした。授業のUD化を意識し,焦点化では「模造紙黒板を活用した学習の振り返り」,視覚化では「大型モニターを活用したキーワードの確認」,共有化では「自力解決前や全体交流前のペアでの相談」等の工夫を図りました。この取組を継続的に進めてきた結果,物語の山場を的確に見付ける力が身に付いて来ました。
9月28日(月)は学校教育指導訪問の日でした。他の学年も今年度の校内研究を生かした授業が展開されました。放課後は図書室で校内研の事後研を行い,研究仮説に沿って協議を進めました。子どもたちの成長した姿に研究の成果が表れ,研究の方向性や日々の実践が適切であることや,貫く言語活動による成果物はまず教師がつくって提示することにより,子どもたちがより見通しをもって学習できるようになること等,指導主事より助言をいただきました。
9月8日(火)低学年の教室では,図工でひまわりの絵を描く学習が始まりました。モニターにひまわりの花を様々な角度や大きさで映し,多くの色が存在することを「視覚化」しています。教室内には実物も用意され,子どもたちの意欲を高める工夫が日常的にされています。
9月8日(火),高学年の教室では,算数で「約数と公約数」の学習が進められています。長方形を敷き詰めることのできる正方形について,モニターを使って「視覚化」し,約数の問題の意味を理解しやすくしています。
7月7日(火)2校時に,第1回目の校内研究授業を行いました。ユニバーサルデザインの視点を生かした授業づくりを手立てに,子どもたちの能動的に学ぶ力の育成を目指します。
教材にしかけをつくることで,意欲的に何度も文章を読み返す子どもたち。隣同士でペアになり,相談しながらしかけを解きます。
「十勝観光No.1」の名所を推薦する5年生。知識や情報を様々なツールで収集し,聞き手が納得するよう推薦文を構成しています。大型モニターも使い,自分の思いをアクティブに伝える子どもたちです。
「412と339はどっちが大きいかな?」自分の考えを自分の言葉で発信したり,他の人の考えと比べたりすることが思考力・判断力・表現力を高めます。
「視覚化」にはICT機器の活用が効果的です。問題意味が理解しやすくなり,考えやすくなるので,子どもたちの手がどんどん挙がります。
様々な学習活動の中に,子どもたちがICT機器を使う場を設定することが,子どもたちのICT活用能力を育てます。
作物の観察から入力した情報を,確実にタイムリーにアウトプットさせています。励ましと助言の赤ペンが,次の観察へのモチベーションを高めます。
「結論→理由」の話型で話を構成し,スピーチメモだけを頼りに「自分の好きなこと」を紹介する子どもたち。繰り返し学習することで,将来に生きる力が育ちます。
モニターをしっかり指さしながら説明することもできるようになってきました。書いて説明する言語活動に力を入れています。
グループやペアでの話し合いの設定が大切です。友達の意見を聞くことにより自分の考えが深まります。
一人一人に居場所と出番のある授業づくりを目指しています。発表の時は寄り添いサポートし,子どもたちの自信につなげていきます。
100%一斉指導ではなく,能動的な活動をバランスよく設定し,動きとやる気の見える授業づくりに努めます。
電卓のアプリを活用。自分の計算の答えがあっているか?子どもたちの集中がより高まり,楽しくわかる授業が展開されます。
子どもたちの状況によって,理解を促す様々な教材を準備し,個別の指導に活用します。
ノートの間マス目のアプリを使うと,簡単に計算とノートの使い方を指導することができます。
ノート指導と連動した構造的な板書に努めることで,家庭での振り返りにも役立ち,より確かな定着につながります。
目的意識や学習意欲を喚起する課題の設定が,アクティブな学習を生み出します。
全校で学習のきまりを統一しました。机の上に出す物も決め,学習に集中しやすいようにしています。
ICT機器を活用し視覚に訴えることで,どの子にもわかりやすく楽しい授業を展開しています。
絵を描き続けるだけではなく,途中で友達の作品を見合うアクティブな部分を大切にしています。