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 今回は、村で唯一の便利屋さんとして営業している井上潤一さんに取材をお願いしました。
 荷物を運ぶという形にこだわらず、お年寄りから頼まれた薬を自宅まで届けるなど個人業者ならではの温かいサービスも提供している潤一さん。
 現在は若手のホープとして、商工青年部でも活躍しています。

現在の仕事について

 高校卒業と同時に忠類を離れ、帯広などで仕事をしていましたが、平成7年に住み慣れた地元忠類へ帰ってきた潤一さん。そのころから現在の職業の運送業を始めました。運送業者の仕事について「お客さんから預かった荷物をいかに早く正確に運ぶかというこの仕事。見た目ほど楽ではないです。」と潤一さんは語ります。
 現在は、帯広で荷物を集荷してから忠類と中札内の間を毎日配送しています。
 仕事の状況はどうですかと尋ねると「同業者の人はみなさん同じだとは思いますが、冬場は結構厳しいですね。道路はアイスバーンで路面状況が悪いので、運転には特に気をつけています。収入面についても正直冬場はきついです。」と潤一さん。

現在の生活は?

 平成8年に奥さんの美雪さんと結婚。忠類村定住促進事業結婚祝金の記念すべき第1号の該当者となりました。同時に事業後継者として忠類での活躍も誓った潤一さん。現在は、4歳になるお子さんの翔太くんと3人で暮らしています。

美雪さんからみた忠類は

 現在は主婦として、家事や子育てなどで忙しい生活をしている美雪さん。帯広市出身の美雪さんからみた忠類村は?
「忠類へくる前は、正直不安もありましたが、4年半を経過した今、すっかり忠類に慣れました。だれがどこに住んでいるかは地元の人より詳しいかも知れません(笑)。」
 また、普段の生活はどうですかと尋ねると「買い物も車があるので不便には感じません。逆にしょっちゅう出歩かない分、お金がかからなくていいですね。」と美雪さん。

将来の夢は?

 「特にこれといってありませんが、今のままで暮らしていければそれでいいです。」と潤一さん。
 「家と車にはこだわっていきたいですね。」と笑顔で美雪さん。

 家族3人でほのぼの暮らす井上潤一さんご一家のご紹介でした。ご協力ありがとうございました。

 
忠類村役場
〒089-1795 広尾郡忠類村字忠類439-1
Tel(01558)8-2111 Fax(01558)8-2511
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